FELT ZWで猪苗代湖一周ライド~イナイチ~してきました!
こんにちは!ダイシャリンBRANCH仙台店スタッフ 山津田です。
今回はふと思い立って、ロードバイクで猪苗代湖一周、通称イナイチをしてきました!
え?季節感がおかしい?
はい、行ったのは8月です。
すっっっっっかりブログを書き損ねておりました。
投稿時期と季節感がちぐはぐになっていると思いますが、ご容赦ください。
と、今回から愛車のFELT ZWに新装備が追加されております。
そのパーツ類の具合も確かめるのも兼て、今回も走っていきます。
以下、NEW装備です。
ALX473 EVO||ALEXRIMS|ライトウェイ公式製品情報
世はまさにディスクブレーキ時代。
ホイールメーカー各社、ディスクブレーキ用ホイールに力を入れており、リムホイール勢は肩身が狭いです。
そんな中でも軽量なリムホイールがあるじゃないですか!ということで今回やっとこさ導入しました。
結構昔からあるホイールなんですけどね。未だ作ってくれてることに圧倒的感謝です。
重量はメーカー発表値で1460g!
エントリークラスのロードバイクに標準で付いているホイールが大体1900g~2000g前後ということを考えるとめちゃくちゃ軽いですよね。
お次です。
表からは見えませんが、TPUチューブを導入しました。
これ、普段使っているブチルチューブに比べて圧倒的に軽いです!
なんとなく軽いかな…?ではなく確かに軽いです。
ブチルチューブが大体100g前後、TPUチューブが50g前後と考えるとその差は歴然ですね。
次です。
今更と思われるかもしれませんが、クランクセットをやっとR7000に替えました。
以前はRS510というシマノのグレード分けがされていないクランクセットでした。
グレード分けされていないとはいえシマノはシマノ。不都合なく使っていたので特別交換しなくても乗れるには乗れたんですけど、ホイール交換にあたって
「せっかくだしクランクもやってしまうか…」という感じで交換に至りました。
重量はRS510が908g。FC-R7000が713.4gと結構軽くなりましたね。
といった感じになります。
その結果…
もともとこの重量のZWが
なんとここまで軽くなりました!
――という感じで色々交換しましたというお話でした。
早速走っていきましょう。
猪苗代観光船乗り場まで来ました。
一時廃線一歩手前までなったそうですが、今は復活して元気に運航しています。
もし時間が合うようなら乗ってみるのも面白いですね!
さ、走っていきましょう。
というわけで出発。
さて、猪苗代観光船の船着き場から湖西側へと向かうこの区間を走っていくわけですが、この区間、道が狭く荒れているうえに交通量も多い要注意区間です。
道中のシェッド区間(半トンネルのような場所)は路肩も極端に狭く暗くなる為、初めて走られる方は前後ライトをしっかり点けて、ドライバーへのアピールもお忘れなく。
少し走ってイマココです。
のどかな道をのんびり走ります。
ここから先は交通量もほぼなく、道も広くて綺麗な区間が続くので少し安心ですね。
そしてこの区間で改めて感じたのは車体の軽さです。巡行がいつもより楽!
そりゃ1kgも違えばそうだろうとは思いますが、改めて感動しながら進んでいきます。
この日は30℃近くまで気温が上がる暑い日だったのですが、熱にあまり強くないと言われているTPUチューブのほうも現段階では問題なし。
順調順調です。
スタート地点の道の駅猪苗代から16.8㎞、ここらで少し休憩を挟みます。
暑い日の休憩は多すぎるくらいがちょうどいいです。補給食、水分をしっかり摂っていきましょう。
ボトルケージに余裕があれば、普通の水を1本余分に買っておくのもアリです。飲むのは勿論、直接浴びて体温を下げられます。
道の駅猪苗代から37.1㎞、大体半分です。私はイナイチするとき必ずこちらの『太田屋菓子店さん』に寄っていきます。
今回は夏限定の水ようかんをチョイス。つるんとしたのど越しと優しい甘さに癒されますね~。
他にもどら焼きがオススメなので、立ち寄った際は是非。1個はその場で、もう1個は補給食として途中で食べるなんてのもいいですよ。
あと、こちらは「イナイチステッカー」の配布所となっており、「猪苗代湖一周しています」や「猪苗代湖一周してきました」と伝えると、イナイチステッカーがいただけます。
立ち寄った際はお忘れなく!
因みに、少しチャレンジしてみたい方は湖畔沿いを走るこの道を使って太田屋菓子店さんに向かうのもオススメです。
登坂区間がありますが、平坦オンリーのイナイチにアクセントがついて面白いですよ。
こんな感じで湖ギリギリを走るルートです。
車通りもほぼなく、波の音だけを間近に感じて走ることができます。
余談でした。
スタートから40㎞。いよいよ湖東側に突入。
超最高のコンディションです。
THE・夏 といった景色の中を駆け抜けます。
湖東側は湖の形に添うように道が続く快走路です。
天気さえよければ写真のようにいい景色を左手に眺めながら走れますよ。
よそ見して転ばないように注意です!
このまま走っていくと国道49号線との丁字路交差点に当たります。
さあ、ここまでくればもうすぐゴールです!
スタートから54㎞。
そういえば今回コーヒー要素が抜けていましたね。ピットインして緊急補給です。
道の駅猪苗代真の前の丁字路すぐにあるので、よかったら寄ってみてくださいね!
はい、そんなこんなでゴールでございます!お疲れ様でした!
今回のリザルトになります。
GPSサイクルコンピューターはこんな感じで走行ログを残すことができるので便利ですね~。
後から「あーこんなところ走ったな」と思い返せるのでオススメです。
そのあとは温泉入って汗を流し、HERO’S DINERさんでデッカイハンバーガー食べて
猪苗代湖と夕日を眺めて終了と相成りました。
さて、冒頭で紹介した新装備ですが、イナイチをしてみての感想は
「交換してよかった!」
もうこれに尽きます。
車体の軽さはあらゆる面でアドバンテージになってきますね。
特に距離が延びれば延びるほど、速度を上げれば上げるほど疲労度合いに差が出てくる印象です。
もちろん、自転車は様々なパーツの複合体なので、軽さ以外にも関与する要素はたくさんありますが、今回の新装備は個人的に100点満点のカスタムだったと言えます。
因みに猪苗代湖一周ですが、個人的に注意すべき点もいくつかあります。
まず補給スポットです。
湖周辺にはコンビニは2か所(西側と北側mに1か所ずつ)だけです。食堂などの飲食店もありますが、今回立ち寄った太田屋菓子店さん周辺の湖南側周辺に集中しているため、その間でハンガーノックなどになってしまうと大変です。
自販機などは道中見かけましたが、食事となるとなかなか難しくなります。安全策を取るのであれば少し余分に補給できるものを持っていくのが吉でしょう。
過去に近い状況でハンガーノックをやらかした身ですが、本っっ当に絶望します。なので私はいつも羊羹を1個サドルバッグに忍ばせていきます。
次に自転車の故障時です。
これはイナイチに限った話ではないですが、こういったライド時のメカトラ(メカトラブル)には基本的に自分で対応しなければなりません。
たまたま歩いて行ける距離に自転車屋さんがあればいいですが…。まあそううまい話はないわけです。
パンクやチェーン落ちが出先で考えられる身近なトラブルですが、それらに対応できる道具や知識を身に着けていくと、ライドの安心感も段違いです。
あとは愛車の点検もお忘れなく。不安要素はなるべく潰しておいた方が、ライドにも集中できますからね。
今の時代であれば、ロードサービスというのも一つの手ですね。
――と、色々書きましたが、イナイチ、最高に堪能してきました。
よかったら皆さんも挑戦してみてくださいね。走りきったら是非私に結果報告してもらえると嬉しいです。
今回のライドや、カスタム、その他自転車の事で知りたいことがありましたら、お気軽にダイシャリンBRANCH店スタッフまで。
ご来店お待ちしております!